JVCのEX-Sシリーズをみてロースタイルのスピーカーをまねてみました

オーディオ

2018年の夏のスピーカーまつりはマークオーディオの8cmユニットだってよ

先日、生存報告的に、こちらの記録帳を公開しておりました。
威勢制作中!?夏のマークオーディオにむけてGWからエンクロージャーづくり
2018年の月刊ステレオのオントモムックは、マークオーディオの8cmユニットなのだとか。その名も「Model OM-MF5」とのこと。公開されている画像からすると、ネジ穴は5つ。すると毎度のSF-FS1にポン付けとはいかないようす。、去年はパイオニア6cm用にキューブボックス型のエンクロージャーをつくりましたが、今年はJVCのコンパクトコンポーネントシステムをマネたフラット&ロースタイルのエンクロージャーづくりに勤しむことに。GWからMDFのカットなどをはじめ、未塗装ながら仮試聴をするまでにはこぎつけております。塗装後に、昨年に続き全4回くらいでスピーカー工作の様子を公開する予定。今回は、その予告編と思ってお読みいただければと。
 
夏のスピーカーまつりにむけてゴールデンウィークからスピーカーづくりに勤しんでましたよというアナウンスのようなお話でした。2017年は小型のデスクトップスピーカーでしたが、今回はJVC風フラット&ロースタイルスピーカーです。いちおう、5月のうちに形ができあがってましたが、塗装の方向性と天候不順で停滞。なんとか塗装も完了したので、予告どおり全4回にて、毎度の長文駄文で公開です。
 
altec lansing 3inchを入れたタイプ(フロントとリア)

altec lansing 3inchを入れたタイプ(フロントとリア)

 
今回は、以下の内容で公開予定。
 
【シリーズ】夏のスピーカーまつりにむけて工作してみたよ(2018年版)
#01 夏のスピーカーまつりにむけてフラット&ロースタイルの箱がつくりたくなりました!←今回はココ
#02 補強桟にアブソーバーって、、スピーカーだよね?車ですか!?
#03 えっ!100均塗料だけ?自作スピーカーをそれなりに魅せる塗装術
#04 今回のスピーカーづくりのパラパラ動画でつくった様子をまとめてみた
 
 
何かしらの測定をするわけでもなく、単なる工作ずきな四十路のおっさんの戯言におつきあいくださいまし。
 

 はじめはNFJで買ったピアレスの2.5インチ用のスピーカーをつくろうと思っていたのだけれど、、、

夏のスピーカーまつりに向けて、GW前からそわそわしておりまして

毎年、4月や5月になると、月刊stereoやDigi-fiの工作アナウンスがきになるキノコ隊長です。あなたも、「どんなスピーカーがでるんかいねぇ・・???」と気になったりしませんか。
 
そのため、うちのあるじは、GWの前あたりから、月刊ステレオのブログなど要チェックをし始めます。2017年は、8cmユニットと6cmユニットということでしたので、後者用に工作を開始。キューブボックス型のエンクロージャーをつくっておりました。
 
そのあたりの記録帳は、コチラ↓
雑誌付録のスキャンスピーク5cm用に100均MDFを貼り合わせたボックスをつくったよ
ハセヒロ風・100均MDFフレームを重ねてつくる小型デスクトップスピーカーづくり(スキャンスピーク5cm編)全4回のうち3回目。このスピーカーをつくるために準備するものと組み立てていく製作過程です。今さらスキャンスピークの5cmユニットが登場?お金がかかりそうなのがサンディングシーラー?雑誌の付録に踊らされてますねぇ。
 
で、「2018年は、どのサイズかなぁ・・」と4月に入ると早々にそわそわしておりましたよ(月刊stereoの本誌には、マークオーディオの8cm!とアナウンスされてたみたいですけど・・)。そして、勝手に予想していたのは10cmユニット。8cmは毎年のようにでていて、スキャンスピークの5cm以来ひさかたぶりにパイオニアの6cmが昨年ですから・・。「うーん、そろそろ10cm??」と予想していたようです。
 
ただ、どんなタイプがでるにしても、やっておきたいことがありました。それが、溜まっているユニットを活用したスピーカーづくり。安いよね! おもしろそう! あとでためそう!こんなキーワードでついつい購入してしまっているユニットがいくつかありまして・・。いつまで眠らせておくのですか?という感じ。
 
そこで、夏の工作まつりに合わせて、8cmのユニットくらいまでなら対応可能なエンクロージャーを作ろうと画策。「遊ぶのも真剣に!」と毎度のとごくノートづくりをし始めます。
 
ノートはA4を使うこと!

ノートはA4を使うこと!

 

Peerless Pls-P830985を初回価格でゲットしたけど、眠らせていたもので・・

実は、このノートづくりの途中で、マークオーディオの8cmユニットになることを月刊stereoのブログで知ることになるのですが、そこで2018年版の夏の工作まつりの方向性が決まっていきます。
 
2017年は、grain audioの2インチのユニットでパイオニアの6cmが出てくる前に楽しんでいました。で、今年はというと、Peerless Pls-P830985を楽しもうかと。というのも、2017年の記録帳にて、「Peerless Pls-P830985を使ってほかにもつくりたい!」としていたものの手付かずにおりましたので・・。
 
手付かずのパッシブラジエーターとpeerless2.5インチ

手付かずのパッシブラジエーターとpeerless2.5インチ

 
ちなみに、このユニット、キノコ隊長がスピーカーのパーツ入手で利用しているNFJで購入しております。で、現在は、1個1,980円。いちおう、そこそこ常連客のあるじはというと、初回の限定価格で入手。まさしく前段の「安いよね! おもしろそう! あとでためそう!」とタンスの肥やしとしていたユニットです。
 
また、同じようにアルテックの3インチも眠ったままになっておりまして、、これまたいかせればなぁ・・と。というわけで「8cmユニットまでなら~」というのは、このような経緯での画策になります。
 
 

JVCのEX-Sシリーズをみてマネをしたくなりました

重ねてつくるスピーカーはEX-NW1がスタートだったけど、小口径ですからね

さて、2017年の夏の工作まつりのスタートは、Victor VJC のEX-NW1をみてデスクトップスピーカーがつくりたくつくりたくなったというお話でした。
 
JVC EX-NW1

JVC EX-NW1

 その流れで、チープにそして簡単に作れればと思い当たったのが重ねてつくるスピーカーでした。この重ねてつくるシリーズですが、関連する記録帳も含めてこの1年で10,000pvほどのアクセスをいただいております。個人の長文駄文の記録帳におつきあいいただき、
 
プクタロウ
ありがとうございます!
 
ハセヒロ風小型デスクトップスピーカー

ハセヒロ風小型デスクトップスピーカー

 
まぁ、多くは、その後、音楽の友社の通販サイトでパッシブラジエーターを使った工作スピーカーが出されることになってからのアクセスが多いのですが・・。どうやら「パッシブラジエーター」について検索してさまよっている方が多いようです。
 
それはさておき、2018年の夏のスピーカーまつりです。手軽にチープにと思いながら、どんなの作ろうかと思案です。
 
去年は、くり返しになりますが、JVCのEX-NW1でした。で、ちょっと気になっていたもののことを思い出しましたよ。それが、同じくJVCのEX-Sシリーズです。
JVC  EX-S55シリーズ

JVC  EX-S55シリーズ

 
JVCのサイトで、EX-NW1ついて眺めていたときに、EX-Sシリーズの内部構造が目についていたのでした。バスレフポートが長いなぁ・・とか、強振棒や補強桟とか中にいろいろくっついてんのはおもろいなぁ・・とまぁ、こんな感じです。
 
そんなわけで、JVCのEX-Sシリーズのようなロー&フラットスタイルの製作が候補の一つになっていきましたよ。
 
ちなみに参考にしたサイトの一つはコチラ・・
 
iPodドック搭載ウッドコーンオーディオシステム「EX-S1」を聴く - 木製振動板の特徴を活かした音づくりを実現
iPodドック搭載ウッドコーンオーディオシステム「EX-S1」を聴く − 木製振動板の特徴を活かした音づくりを実現 - PHILE WEB
iPodドック搭載ウッドコーンオーディオシステム「EX-S1」を聴く − 木製振動板の特徴を活かした音づくりを実現
 
ちょっと古い記事になりますが、中段に内部構造がわかるようにしたモックがありまして・・。気になりました!
 
そして本家本元のJVCのサイトでも・・・
コンパクトコンポーネントシステム EX-S5
コンパクトコンポーネントシステム EX-S5
やさしい木の音色で、カフェにいるようなくつろぎを。
 
これらに刺激されて、工作意欲に火がつきはじめます。
 

他のひとのレビューを見たら2L以上の箱が良いかもと、、ならばロー&フラットスタイルで

箱の方向性は見えてきた。あとはスピーカーのユニットとの相性的なものがポイントになってきます。
 
そこで、、、
(問題)人はなぜ検索をするのか?
 
(考え中)
(考え中)
 
(アンサー)本物を知らないから~!本当に良いかわからないから~!
キノコ隊長
だって、プロじゃないしー

 
ラーメン食べに行くのに、失敗したくないから検索。
ぐる○ビとかのレビューをみて足を運ぶと。
そして、食べて美味しいと思ったけれど、味覚に100%の確信も自信もないし・・、間違っていないか食レポブログをチェック!
ぐる○ビとかだとステマかも・・、個人ブログでどっかないかいねぇ~???
なーんてついつい検索しちゃいますよね(笑
 
そんなわけで、スピーカーユニットをPeerless Pls-P830985にしようと決めたももの、作例探しで画像検索します。そして、アマゾンのレビューをチェックです。すると、アマゾンとヤフーショッピングのレビューの中に、「2L以上の箱が良いかと・・」との一文を発見。こいつは、2L以上の箱が必須!というわけで、フラット&ロースタイルのEX-Sシリーズのサイズを確認していきます。
 
で、JVCのサイトを見ていくと、カタログスペックでは、、、
 
幅140mm×高さ110mm×奥行き277mm
 
となっております。
 
外回りだけで考えるならおよそ4Lの箱。仮に板厚9mmで、内法で考えてもおよそ2.5Lくらいということかと・・。2L以上ということには、ドンピシャです。したがって、サイズも見た目も似た雰囲気で、超マネマネなフラット&ロースタイルスピーカーを作ってみようかしらん!と、方向が決定いたします。
 
そうやって仕上げてエイジング中・・
 
エージング中、、

エージング中、、


 
前置き長いですが、こいつを仕上げいくまでが今回の記録帳です(笑
 

2018年の夏のスピーカーまつりマークオーディオの8cmユニットだってよ

本誌では予告されてたけど、月刊ステレオのブログではGW前にアナウンス

さてさて、月刊Stereoの本誌のほうでは、3月にはマークオーディオの8cmだということはアナウンスされてはいたようです。工作まつりに参加するときやアイテムのおまけで雑誌を購入するときくらいしか本誌を手にしないキノコ隊長です。当然、その情報を目にすることはありませんでした。
 
そのため8cmのユニットが続いているし、それ以下のサイズで6cmが昨年。ということは、ことしは久方ぶりの10cm?2WAY??などと勝手な妄想を巡らせておりましたよ。
 
そんな4月某日、月刊ステレオブログに夏の工作まつりの第一報が登場。また、8cmか・・と。ただ、画像を見たらネジ穴が5つ。ということは、いつものSP-FS1への単純ポン付けは不可ということですかね。こいつは工作が楽しみだということに落ちつきました。 
今年はマークオーディオ製! スピーカーユニット付録MOOK、7月発売開始予定!
すっかり恒例となってきた「Stereo」編集部とメーカーとの共同企画による、新開発スピーカーユニット。今回は香港発・気鋭のメーカー、マークオーディオによる8㎝径フルレンジ。その名も「Model OM-MF5」がMOOKの付録として付いてきま
 
ちなみに、同じようなタイミングで、オントモムックに真空管ハーモナイザーなるものが登場!
お手持ちのシステムにつなげるだけ!? 憧れの真空管サウンドを手軽に手に入れよう!
数々の真空管アンプの名機を手掛けてきたラックスマンによる「真空管ハーモナイザー・キット」を付録としたMOOKが登場します。キットの内容は、完成基板となるシャーシ、ネジ類、真空管。ドライバーでネジを緩めて組み立てるだけなので、誰でも簡単に必ず
 
ハーモナイザーについては、正直、ほしい・・。けど、似たようなものでNFJで購入したfx-tube01があるやん・・。いろいろ試したいけど、ここは断念。無くなったら終了とのことですが、そのうち気が向いたときにまだ売れ残っているようならポチることにしておきましょう。
 
その後も情報が更新されておりまして、マークオーディオの代表のインタビューなども公開。およそ20分の動画を拝見しましたが、車の技術者だったお父上のお話とかなかなかおもしろい。ロングストロークなユニットを早く手に入れたいという気持ちを高めてくれまする。いやぁ~、まさしく踊らされております(笑
 

ロングストロークとかは良いとして、図面は?バッフル口径はなんぼ開けたらよかですか?

ところで、2017年の夏のスピーカーまつり用に考えていたコンセプトは以下のものでした。
 
【小型スピーカーづくりの種】
(1)高さ13cm以下に抑える(材料により最大15cmまで)
(2)パッシブラジエーターをとりいれる
(3)吸音材をウッドチップなどにする
 
最終的にオントモムックのパイオニア6cmをユニットを装着したのがコチラ↓
 
重ねてつくるキューブボックス

重ねてつくるキューブボックス

 
実はこれ、すでにあるじの手元を離れております。友人宅へとプレゼントされて、現在は、書斎でジャズを奏でているのだとか・・。工作すれば、スピーカーが増えていくいっぽうですからね。
 
それはさておき、毎度のごとくいろいろ考えてみましたよ。
 
そこで、今回のコンセプトはこれだ!
【2018年、夏のスピーカーまつりの種】
(1)JVCのフラット&ロースタイルをまねる
(2)補強桟とショックアブソーバー風であそぶ
(3)材料は、いつものように100均でチープ!でも、マジづくり!
 
と、まぁ、こんな感じで。でも、(3)はいつものことなんですけどね・・。
 
コンセプトはまとまりました。そして、8cmくらいまでならフロントパネルの交換で複数のユニットを楽しめるようつくる方向性も決まりました。で、問題が一つありまして・・。それは、この文章をつくっている6月20日現在、バッフルの口径がまだわからない!2017年は、GWに図面もでてたんですけどねぇ。
 
で、諸事情ありまして、これが一抹の不安だったり・・。この不安については、#03の記録帳にしるしましょうか。
 
 

(次回予告)振動を制するモノは音を制す!

#01「夏のスピーカーまつりにむけてフラット&ロースタイルの箱がつくりたくなりました!」のまとめ

まいどの長文駄文におつきあいいただきありがとうございました。#01は、まとめるようなお話も特にないのですが・・。
 
とりあえず、スピーカーまつりの夏がちかづいてまいりました。あなたもそわそわしてませんか?キノコ隊長は思いッキしそわそわしています。で、今年はマークオーディオの8cmユニットだどか。ただ、これまでの8cmはちょっと違う!画像を見る限りでは5本ネジだもの!いつものVictor SP-FS1にポン付けではなくちょっと工作してみよか!
 
というわけで、以下のコンセプトでレッツ、スピーカー工作!
【2018年、夏のスピーカーまつりの種】
(1)JVCのフラット&ロースタイルをまねる
(2)補強桟とショックアブソーバー風であそぶ
(3)材料は、いつものように100均でチープ!でも、マジづくり!
 
せっかくなので、眠らせていたPeerless Pls-P830985とALTEC LANSINGの3インチユニットも楽しんでみましょか!
 
peerless pls-p830985

peerless pls-p830985 ユニット

 
altec lansing 3inch ユニット

altec lansing 3inch ユニット

上の2枚の画像はアマゾンのリンク画像です。商品の詳細を知りたいときには、飛んでいくとよろし。

 
ちなみに、このまとめの文章たかだか300字かそころら・・。まとめの文章にはいるまでに、なにげに5000字くらい費やしてます(笑
 
プクタロウ
キノコ隊長は余談が多すぎ!
 

次回、「安西先生、スピーカーがつくりたいです!」

かつて、赤木キャプテンが云ってました、「リバウンドを制するものはゲームを制す!」と。
 
これをオーディオににおきかえると、「スピーカーは、振動を制するモノは音を制す!」といったところでしょうか・・。スミマセン、良いこと云ったような気になりたかっただけです。単なる工作好きなおっさんの戯言です。オーディオに明るいわけでもなんでもありません!
 
それはさておき、毎度のごとくチープにがコンセプトです。そこで板もダイソーのMDFを使います。ただ、これだと箱鳴りとかが心配です。
 
そこで、
・6mmでは薄いので2枚を圧着し12mmでの板厚で振動対策
・補強もかねて前年も登場したフレームが再登場
・さらに補強桟とショックアブソーバーを使って振動を抑え、和らげる
なんてことを、今回のスピーカーには施しております。
 
というわけで、次回#02は、振動を抑えるためにいろいろ施してみたことがテーマです。
 
ちなみにショックアブソーバーって記してますけど、「車ですか?」という感じですよね。これ、単なる勘違いです。アブソーバーって言葉だけをひとり歩きさせて記憶していた結果です(笑
 
 
キノコ隊長
勘違い甚だしい!
プクタロウ
引き続き「振動を制する・・」にもおつきあいください。
 
次回の公開は6月30日頃を予定にしております!
2018年6月30日に公開しました。
ヤマハの動画をみて自作スピーカーに補強桟とアブソーバーって思ったけど、車ですか?
マークオーディオの8cm用にJVCのフラット&ロースタイル風スピーカーをつくることに。100均のMDFを駆使しているので、薄さで箱鳴りなどが気がかり。振動対策に補強桟を調べると、ヤマハのアコースティックアブソーバーの動画にたどりつきました。そこで補強桟とアブソーバー風にて吸音材なしのスピーカーを自作することにしました。
 
それでは次回をおたのしみに~。
 
 
 
今回のお話に登場しているの詳細を知りたいときはこちらでも確認できます↓

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2018