水耕栽培から鉢植えに変更したら、、、
昨年(2016年)に発芽したアボカド。水耕栽培で楽しんできましたが、さすがに大きくなってきてムリがでてきました。年を越して、いよいよ鉢植えにすることにしましたよ。
ただし、鉢植えにきりかえたとたん・・・、「葉が~っ!」という事態に遭遇。
食べたら植える派のベランダー・キノコ隊長によるアボカドさんの成長記録の2017年です。
【更新情報】(月に1~2回は更新したい・・)
「実生」って、ご存じですか?
実は、けっこういろんなものが発芽するもので・・
「実生」ということばはご存知でしょうか?
これは、盆栽なんかの用語で「植物を種から育てること」なんですよね。植物なんだし当たり前のように思います。ただ、園芸や盆栽などでは、植物を挿し木や接ぎ木でふやすこともあります。そんなわけで、「実生○○」のように表現されたりするのだとか。
さて、あるじたち夫婦ですが、盆栽などは行っておりませんが、この実生をベランダで楽しんでおります(まぁ、主にキノコ隊長になりますが・・)。しかも、食べた「くだもの」の種を植えて育てる実生を楽しんたりします。
そんな様子をのこした記録帳がコチラになります。
食べたら植えろ!(ことのはじまり編)
現在の育成状況は、(1)巨峰、(2)はっさく、(3)レモン、(4)柿、
(5)金星(リンゴ)か二十一世紀(ナシ)、(6)かぼす、(7)アボカド などがベランダ栽培されている。
いただきもののくだものやスーパーで買ったものである。かぼすにいたっては、隊長が営業マン時代に食べた丸亀製麺のおろしかぼすうどんのタネである。
いろいろ、育てておりまして、みかんやかぼす、巨峰、柿、林檎(梨の可能性もある)などなど・・。けっこういろんなものが発芽するものです。たくさん育ててはいるものの、残念ながら花や実はつけたことはありません(まぁ、追肥などせず放置プレーしすぎるからなのですが・・)。
そんな「食べたら植える派のベランダー」キノコ隊長が昨年の失敗を取り戻すべく、アボカドと仲よくしております。
一昨年(2015年)に発芽したアボカドは・・
実は、昨年(2016年)の5月、前年(2015年)に発芽させたアボカドを植え替えしたところ病気により枯らし、ちーん!なぁーむ~・・。原因は、おそらく炭そ病かと。古い土を使いまわしていたりしますので、当たり前です。
で、リベンジとばかり、2016年のアボカドさんを発芽させましたよ!というのがこちらの記録帳になります。
食べたら植えろ!(アボカド編)
昨年のアボカドの実生に失敗した原因は、その症状から炭そ病の疑いがあります。はじめは葉ダニを警戒し、葉水などの対策はしていたのです。ただ、ムシらしい赤っぽい存在は見あたららず、葉に茶色の斑点がでていたのです。炭そ病は、原因がカビとされてますが、わが家のベランダーが古い土を使いまわしているのでついてまわる病気なのでした。
とりあえず昨年の方針は、アボカドを発芽せたのち水耕栽培にて越冬させ、春になり鉢植えにすると決めておりました。まぁ、炭そ病で枯れ果てたときは、秋口に鉢植えにし、部屋でぬくぬくしながらも葉先などに怪しい雰囲気を醸し出しておりました。そこで、春になってから鉢植えへと考えていたのです。
アボカドを水耕栽培から鉢植えにかえてみました!
改めて確認、2016年発芽のアボカドさん
2016年に水耕栽培しはじめたアボカドですが、思っていたよりも発芽せず困惑。ダメかぁ~と考えておりましたが、無事に発芽。そのあたりは、2016年版の「食べたら植えろ!(アボカド編)」をウォッチください。
冬を越す前は、おおよそ45cmくらいの高さまで成長しております。目標としては、高さ150~160cmくらいまで成長させて、室内の観葉植物にできればと思いますが・・。それはあと2年くらいかかりますかね??
ちなみに、前年枯らしたときは、75cmくらいまで成長させておりましたよ。まぁ、細っこいものでしたけれど。
無事に年を越しましたアボカドさん
葉先が傷んでいるとこがありあります。これは、水の交換をせず数日放置してることがるので、その影響かと。根が傷んだことがあり、そのときに発生したもののように推測。その面では、マネて水耕栽培をなされるときは、こまめな水の交換が必須かと。
また、前年の記録帳にて残しておりますが、
「ヒヤシンスなどの球根用のポットで育てよ!」
という、わが家の女王キノミからのお達しでガラスの球根ポットで冬を越してます。
この球根ポットは楽天市場でポチポチしていて発見したイタリアのガラス製。で、他の球根用ポットちょっと形状が違う感じでお気に入りです。
プクタロウ
シャレオツぶりよって!
残念ながら、同じものが欲しくても探すのは大変かもしれません。なぜならば、購入したショップが楽天市場から消えているみたいなので・・。
ただ、キノコ隊長は思うのです。
「冷酒用のガラスのとっくりを探せば似たようなのでできんじゃね?」と。
とまぁ、毎度の思いつきがここに。
植え替えてみました!
ホントは、2017年の5月中に植え替えを検討していたものの未実行でした。なぜならば、キノコ隊長ってば、スピーカーづくりに夢中になっていたもので・・。植え替え用の鉢や土などは準備していたものの、ベランダでスタンバったままになっておりましたよ。
ちなみにこの記録帳も5月は危うく更新ゼロになりかけました。ちなみに、5月31日の23:45分ころにアップされるしまつです。
絶賛制作中?100均のMDFフレームを重ねてつくる小型スピーカー・・
タンスの肥やしが復活。この夏の月刊ステレオの付録スピーカーはどうやら2種類。ひとつは8cmユニット。もうひとつは6cmのユニットとか。前者は、昨年のエンクロージャーに入れても問題なさそう。でも、6cmのパイオニアは・・。予行演習ではありませんが、2013年の付録スキャンスピークの5cmユニットを引っ張り出し製作中です。
スピーカーに夢中にだったために、放置され続けたアボカドさん。6月はじめにやっとこさ鉢植えに移行です。さきほど根が傷んでとしていましたが、画像のようになっています。はたから見れば傷たんだってどこが?という感じかもしれません。
実はこの根、とある実験のためにいちどダメにし、再生させたものになります。というのも、この記録帳でたまに登場する消臭ビーズの再利用ネタを作ろうとしてちょっとかわいそうなことをしていたのです。どんな実験かというと・・
【消臭ビーズを再利用して水耕栽培用栄養ボールをつくろう(失敗編)】
(1)カピカピになった消臭ビーズをペットボトルにいれ水を吸わせ、いったん膨らませる
(2)再び、乾燥してカラカラにする
(3)(2)HB-101を薄めた水に漬け込んで水耕栽培用栄養ボールをつくる
(4)できあがった栄養ビーズをアボカドさんに投与する
(5)丈夫に育っています!(としたかったが、根がダメになった)
結局、(4)まで行ったところで、(5)で根が過栄養のような状態になり、変色して太いところを残してポロポロと根が落ちはじめました。それが無事に、復活して画像のような根になってくれております。いつか別の形で再チャレンジです。
ホントは、3~4号(かける3cmで直径9~12cm)の鉢に植えるのが妥当なのでしょう。うちのあるじは面倒くさがりなので、そうそうに大きい鉢に植えちゃいましたよ・・。
葉先に傷みがあるところは良しとして、まずは100cm超えを目標に成長を願っていきましょうか。
その後のアドカボさんの成長記録(2017年編?)
2017年7月7日撮影:葉が焼けたけど・・
一週間後くらいから葉の表面がうっすら茶色がかってまいりまして・・。枯れるかもと、気力を失ったキノコ隊長は、写真にとることすらしていません(笑
ただ、葉は落ちきることはなく、新芽がでてきております。恐らく、長らく水耕栽培から鉢植えに変わったことによる環境の変化によるものでしょう。種の栄養でのみ育ってきていましたが、鉢植えにより栄養過多によってもたらされたものと推測しております。
その他の2017年のベランダー
2017年になり仲間入りしたのは「黄金桃」
食べたら植える派のベランダーとして活動してから、かれこれ10年ほど経ちますでしょうか。そんななか何度も失敗しているくだものがあります。それは、「桃ちゃん」です。桃ちゃんは、なんでも寒いを経験しないと発芽しないという情報をもとに、冷蔵庫での越冬や屋外の鉢に埋めてみたりといろいろ試しています。しかし、これまで一度も成功した試しがありませんでしたよ。
そんななか、今年は「黄金桃」が仲間入りです。
成功していないと言っても、屋外の鉢に埋めたときは冬場も放置プレイです。いつもは水を一切あたえておりませんでしたが、この冬は3週に一回くらいのペースで与えておりました。このあたりが功を奏したのでしょうか。
その他の様子は?
さて、他の実生の鉢たちはというと・・。
なんちゃって行灯仕立ての巨峰
この巨峰は、行灯仕立てにしてあります。といっても、そんな感じにしてあるだけで、専門的にやっている人からするとお恥ずかしいありさまです。
ちなみにコチラは、2009年ころから育成中の鉢になりまして、うどんこ病に悩まされながらも頑張っております。でも、何年も育てていながらも、一度も花をつけたことがありません。理由は、栄養不足ですかね。追肥も何もしていませんから・・。
枯れ果てたと思ったら生きていた国産レモン
ここ数年、冬場は室内で育ってておりました。植え替えをして鉢を変えたこともあり、ベランダで越冬させることにしてみましたよ。
春先、葉は残っていたのですが、5月にはすべて落下・・。正直、枯れ果てたと思いましたが、新芽がでてまいりましてなんとか持ち直しております。ひところカイガラムシと思しきやつらに養分を吸いとられていたので、あまり力強さを感じない子なのです。
カキ殻水で植物は丈夫にそだつのか?実験中
まぁ、他にも育成しておりますが、そのあたりはいずれ・・。
放置主義(水はやりますよ・・)で、食べたら植える派のベランダーのわがあるじ。今年はちょっとだけ工夫をしております。「土が酸化すると植物が弱る」というお話に感化されて・・。土に竹炭粉を染み込ませたり、カキ殻水を与えたりと・・。結果は、まだわかりませんが、どことなく緑が濃いというか元気なような気がするみたいです。
プクタロウ
ビバ!ぷらし~ぼ!
カキ殻水は作り方は簡単。ジョーロの中に、金魚の水槽などに使う100均の濾過用のカキ殻ネットを放り込んで与えているだけ・・。
果たして、ホントに効果があるのでしょうか?
今のところ、どの植物もお亡くなりになってはおりませんので、悪影響がでていることはないのかもしれません。
それではみなさま、楽しいベランダ園芸ライフを~!