四十路夫婦、デジタルを使いこなしてきたようで、でも性根はアナログ!
前回から「真冬のロシアツアーに出かけました」という記録帳を公開しております。名づけて、シリーズ『旅するプッティ、ツアー旅行で真冬のロシアをいく!』の今回は二日目のお話になります。ちなみに本編が全5回(5日分)、番外編全2回で、トータルで7つのお話で構成される予定です。ルーブルを日本でどれくらい換金していったのかとか、ロシアを検討中の方にはちょっとは役立つこともかいているかも・・です。
さて、初日(前回)のお話は、以下の内容になっておりまして、、
ロシアへのツアー旅行で、アエロフロート・ロシア航空に乗りました!
2018年1月、阪急交通社のトラピックスで真冬のロシアツアー(5日間)に出かけました。サンクトペテルブルク2日とモスクワ1日で、あとは移動日というちょっとタイトなスケジュールのツアーです。今回は、初日のスケジュールと搭乗したアエロフロート・ロシア航空、そして、時差ボケ対策について記録つけてみました。ツアー旅行でアエロフロートって聞いたけどどんな航空会社?とか、どんな機体を使うの?機内食とかどんなのがでるの?評判とか気になるんだけど・・なんてひとには、少しは役立つ情報があるかもしれません。5日間の記録の初日、移動日の様子などを垣間見てくださいまし。
ツアーに申し込んだは良いけど、「アエロフロート・ロシア航空ってどんなとこ?」ということで、乗ったことのある人に話を聞いたり、どんなサービスだったのか? や、時差ボケ対策をとったら、30時間暗い起きていたというようなお話をのこしておりました。まだお読みでない方は、今回とあわせてそちらもどうぞです。
前置きが長くなりましたが、二日目の記録帳は、、、
■二日目のスケジュールと記録写真
■こばなし(1)
さぁ、グーグル先生、ぼくたちはいま、どこにいるのか教えてくれ!
■こばなし(2)
ロシアのホテルの洗礼か! 集中暖房が逝かれたのか、部屋が温まらない! 旧共産圏あるある?
こんなお話になっております。朝の散歩でやっちまった! ホテルの部屋が温まらないのは、「旧共産圏あるある」かと思いきや「原因はこれかい・・」とずっこけたお話などで構成されております。どあほーな夫婦のロシア旅行の一端をかいまみてくださいまし。
というわけで、まいどのごとく長文駄文におつきあいくださいまし。
【トラピックス】旅するプッティ!ツアー旅行でロシアをいく!【二日目】
二日目のスケジュール(予定)
都市名
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時刻
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スケジュール
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サンクトペ
テルブルク
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09:00
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【散策】
(世界遺産をめぐるバス観光)
聖イサク寺院・青銅の騎士像・血の上の教会ほか
【観光】
エルミタージュ美術館(新館)
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13:00
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昼食
【観光】
エルミタージュ美術館(本館)
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17:00
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夕食
市内夜景車窓ドライブ
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19:00
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ホテル到着
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(宿泊)ホテル ドストエフスキー
(この日の雑感)
・朝からご迷惑をおかけしました・・
・エルミタージュ美術館は、もっとゆっくり観たかった!
・寒いと電池だけでなく、カメラのセンサーも鈍るんですね・・
・オプションのオペラかバレエがなくなったのは残念!
プッティ、サンクトペテルブルクをいく
二日目はエルミタージュ美術館を中心に、スマホをパシャぱしゃしてました!
朝のサンクトペテルブルクを散歩して、思いっきり迷子になる
運河や川、橋の写真が撮りたくて朝からお散歩へ
前夜、サンクトペテルブルクの空港からホテルへ向かう道すがら、運河や河川が目につくキノコ隊長です。橋の欄干に像があったり、川面に映える街燈の灯りをみてバスの中からシャッターをきりたくてうずうずしておりましたよ。
幸いなことに、宿泊したホテル・ドストエフスキーの近くにはちょっとした河川があったのだけれど、一区画くらいの距離感。バスの車窓からの印象では、ひとつの区画は大きそうだけれど、30分も散歩したら戻れるイメージでした。そんなわけで、朝食前からそわそわです。
なので、朝食後の7時45分に出立、写真撮りながら区画をぐるりとして30分くらい。遅くても8時半には戻るつもりでお散歩です。
ちなみに、目指したのはアニーチコフ・モストという橋で、欄干に4つの騎馬像があってなんかかっこいいい!
区画をくるっと回ってくる程度だから・・、でもちょっと一区画がちょっと大きい?
バスの車窓から気になった欄干や街燈が煌々とともる朝のサンクトペテルブルクの街、そして通勤する人々を感じながらパシャパシャするキノコ隊長。
あくまでもツアーですし、朝の集合時間は9時。他の人に迷惑をかけるわけにも行かないので、8時20分着くらいの感じでホテルに向かっておりました。で、そのまま真っすぐ300mくらい歩くとホテルというところまできていたのですが・・。
ひとつの区画が大きいこともあり、ホテルが見えず焦りだします。目印にしていた大きめの教会も目に入らない。一抹の不安がよぎります。そして、なぜか思うのです。
「もしかして一本早く曲がっちゃった?」
こんな時に限って、道路の向かい側のコンビニのようなお店からでるワンコを連れたおばちゃんが目に止まります。と同時に、その向かい側の丁字路の先に大きな通りも・・。「一本早く曲がったかも」の気もちと「大きそうな通り」を目にすることで、あっちだったか?と早合点(そのままで、2分もあればホテルに着くのに・・)。
さぁ、グーグル先生、ぼくたちはいま、どこにいるのか教えてくれ!
そんなこんなで、行かなくても良い方向に足を運び、迷子の東洋人二人の誕生です。
ただ、今回は、こんなこともあろうかと出国前からレンタルwifiを申し込み、成田空港で受け取っていたのでした。そこで、そさくさとスマホを登場させます。
「さぁ、グーグル先生、ぼくたちはいま、どこにいるのか教えてくれ!」
がっ、いつものようにグーグル・マップが動かない・・。GPSもうまく機能していない?
仕方がないので、とりあえず目印にしていたホテルの向かいにある教会名をいれて検索。で、でてきたのは、ウクライナにある同名の教会・・。そして、「ホテル ドストエフスキー」で検索したら、ドストエフスキーの記念館に案内されてしまうしまつ・・。
こうなったら原点に戻るしかないので、来た道をもどるをとりたいところ。ただ、「思えば遠くにきたもんだ」状態だったので、ちょっと時間がかかりそう。
そこで、
①目印になりそうな大きな建物を探す
②持参したガイドブックの地図をひらく
③近いと思っても細道は使わず地図をみながら目的地を目ざす
と、こんなアナログ方式を採択・・。
幸いなことにモスクワ駅まででてきていたので(サンクトペテルブルクでモスクワ駅とはこれ然り?)、そこを起点に地図を再確認。そこで思う・・
「なんで、こんな遠くまで来てるん???」
地図をみながら、小走り気味に歩き、10分もせずにホテルの向かいの信号待ち。時刻は9時2分・・。ホテルに横付けされたバスには、他のツアー客が乗り込んでます。「申し訳ないなぁ・・」と思いながら、5分遅刻くらいで「すみませ~ん、テヘ(笑」と考えておりました。ところがそれが甘かった・・
実は、この信号待ち、原付バイクでいうところの二段階右折して渡たる場所でした。しかも目の前で信号は変わったばかり・・。なかなか渡れず、結局、バスは10分遅れでホテルを出立です。
プクタロウ
ご参加されていた皆さま、その節は朝からお待たせし
キノコ隊長
たいへんもうしわけございませんでした!
この場をかりて、おわび申しあげます。
それなりにデジタルに対応して生活しているけど、根はアナログなんだね(笑
その後は、エルミタージュ美術館に行く前に、バスで市内観光の予定になっておりました。ピョートル大帝の像をまわったりしているのですが、予定外にお土産屋さんでトイレ休憩もありましたよ。まぁ、ツアー全体には極端な影響はなかったものかと・・。
それにしても、ちょっとしたお散歩でもガイドブックを持っていって大助かり。実は、Google Mapとか使えば問題なかろうと、持たずに旅に出ようとしていたんですよね。まぁ、それなりにデジタルに対応して生活してきた気でいるようですが、性根はアナログなんですかね(笑
ところで、帰国後にグーグルマップで迷子になったルートの距離計測をしてみました。朝から歩いた距離は4km。誤って曲がらなければ、残り300mでホテル着。道にそれたために、歩いた距離が1.8km。というわけで、倍近い距離をムダにあるいていました・・。
【今回の教訓】
・焦りは禁物、「ひとつの区画が大きいだけ」のこともある
・デジタルを過信することなかれ!
二日目のホテルの部屋が寒い!そして、なかなか温まらない!その原因は???
バレエかオペラはお預けになってしまったので、お部屋でゆったり・・
脅威のオプション催行率.000の記録更新中のあるじ夫婦(このことについては、5日目の記録帳で触れる予定)。このツアー唯一のオプション、二日目にオペラかバレエの鑑賞というものに申し込んでおりましたよ。が、みごとに定員足らずで催行されず・・。トラピックスのオプションは、これで5打数5三振状態です。阪急交通社さん、ホントにオプションってあるんですか???
まぁ、今回は、初日の寝ずの30時間モードでじゃっかんグロッキー気味でした。その面では、これで良かったものかと。なぜなら、観劇しながら寝ていた可能性がとても高い・・。オーケストラの生演奏を聴きながら眠るのなら、たいへん贅沢なひとときだったともいえます。しかし、あのままバレエとか観てたら、さぞかし後悔していたことでしょう。
そんなわけで、二日目の夜は、夕食後ホテルにもどり部屋でゆったりくつろぎます。
ところで、ホテルの部屋は乾燥していたので、びしょびしょタオルで加湿してました。で、このゆるく絞ったタオル、翌朝にはカラッカラに乾いてました。
うーん、なかなか部屋が温まらず、ちょっと肌寒いかなぁ・・
ホテルの隣にはスーパーというかショッピングモールがあったので、ビールを調達してくるキノコ隊長です。まぁ、昼食と夕食ともにアルコールを口にしなかったので、風呂上がり(シャワー上がり?)の一杯を堪能します。ついでにいうと、このスーパーでお配り用のチョコを買いました
ところが、この日、買い出しから戻ってもなかなか部屋が温まりません。めちゃくちゃ冷えているというわけではありませんが、「ちょっと肌寒いなぁ・・」という感じです。これが世に聞く、集中暖房が逝かれて寒い思いをするという「旧共産圏あるあるか?」と思ってみたり。
ただ、凍えるほど寒くもなく暖房は効いている感じもあるので、早めに布団にくるまるしかないのかなぁと考えておりました。
連泊のお部屋の掃除は良いとして、窓が開けっ放しって・・
さてさて、風呂上がりの一杯を準備するまえに、なぜか外が気になりはじめたキノコ隊長です。というもの、その日の朝、窓の外をみると空は暗いのに街が明るい、それが不思議な光景みえてまた同じようにみえるかなぁ・・とふと気になったのでした。
で、重たいカーテンをくぐって、出窓手をかけると・・・、窓が開いていました!
キノコ隊長
そりゃー、寒いわけですわ~(笑
連泊のお部屋の掃除で空気の入れ替えはわかります。でも、開けっ放しにしなくても・・。
窓をしめてしばらくすると、部屋はちゃんと暖まりましたとさ。まぁ、当然ですよね。おかげで風呂上がりの一杯も美味しくいただくことができましたよ。
それにしても、窓際の重たいカーテンです。すき間的な感じで窓が空いていたとはいえ、-5℃くらいの外気温をよく遮断していたものです。
ちなみにヴォルパーティンガー(バイエルン地方の伝説の動物、角うさぎに羽がある)が描かれたこちらのビール、帰国後に調べたらドイツ生まれのだとか・・。そう云えば、現地ガイドさんが云ってた「ロシアのビールはドイツのビール!だから美味しいよ」と。いちおう、このビール、ロシアにも工場があるらしいので、ドイチ生まれのロシア育ちということで・・。ロシアの味を堪能。
窓が開いていたのは、うちだけではなかった!そして、添乗員さん大丈夫?
翌朝、食事のために食堂へ。エレベーターで同じツアーの方と一緒になりましたよ。そこで繰り広げられた会話としては・・
「ゆうべ、寒くなかった?」と。
窓が開いてていたことをお話し、確認することをおススメする女王キノミさん。まぁ、この日はもう泊まることの無いホテルではありますが、ちゃんとお伝えしておきます。
で、移動のバスのなかでそちらのご夫婦曰く、「うちも窓があいてたのよ~」とのこと。
更に、他のひとのところも寒かったみたいで、何人か添乗員さんのところに行ったらしい。ところがどっこい・・
「わたしの部屋は寒くないんで、集中暖房に異常があるわけではなさそうなんですよねぇ・・
もう少し、部屋があたたまるのをまってみてください・・」
という感じで追い返されたらしい(伝聞なので真偽は不明)。でも、これが本当なら、添乗員さん的にはどうなのでしょう・・。どう寒いのくらいは確認してほしいような気が・・。でないと仕事として大丈夫なのかしらん??
プクタロウ
隊長!実質、初日の朝から心配かけたよね!
キノコ隊長
・・・
【教訓】連泊は、空気の入れ替えに気をつけよう!
(次回の予告)旅するプッティ、ツアー旅行で真冬のロシアをいく!【三日目】
エルミタージュ美術館は、ホントにまた行きたくなった!
さて、実質、初日の朝から添乗員さんや現地ガイドさんに心配をかける散歩をし、団体行動を乱すことはできなくなったあるじ夫婦です。コースをそれてご迷惑ということはこのあとありませんでした。まぁ、空港の手荷物検査で思いがけない事態に陥るというトラブルはありましたが・・。とりあえず、早い段階で「以後のツアーでは気をつけなさい!」という神のお告げだったのでしょう。
それにしても、エルミタージュ美術館。閑散期ということで、人が少なくてゆったり見れるのは良いのだけれど、ツアーのスケジュールの都合で駆け足で見る感じになったのはちと残念。新館なんて、自由に見れるの20分くらいでしたからねぇ・・。広いので、もう一度見たいと思ったもののところに行って、集合場所に戻ると良いものを見ているはずなのに急かされます・・。
ふつうに、ルノワールとかピカソ、ゴーギャンとかあるけど、こげなのもあるとです。
ブリューゲルやボスフォロワーことヤン・マンディンの作品なども・・
ぎょうざを食べに宇都宮に行ったときのワンショット。あるじ夫婦は、ヒエロニムス・ボッシュとか好きなもので・・
なんでも、トラピックスのロシアツアーには、エルミタージュ美術館を6時間かけてプランもあるらしいので、それを利用してくれということでしょうか。まぁ、ハードルを下げて手にしてもらいやすくするフロントエンド商品が今回のツアーなら、日数多めの充実ツアーがバックエンド商品という感じなのでしょうかね・・。
というわけで、まいどの長文駄文におつきあいいただきありがとうございました。ツアーなのにふらふらして迷子になる”どあほー”がいるくらいです。書を捨て待ちに出よう!ではりませんが、あなたも知らない街にでかけてみませんか?
次回の旅するプッティ、ロシアをいくは?
それはさておき、旅するプッティ、ツアー旅行で真冬のロシアをいく!【三日目】は?
■三日目のスケジュール(予定)と記録写真
■こばなし(1)
日本で換金していったルーブルは10,000円。でも、こんなに要らなかったかも・・
■こばなし(2)
プルコヴォ空港の手荷物検査でこんなもので呼び止められてしまうのとは・・
ひとり5,000円を目処に、円をルーブルにして行ってたあるじ夫婦。実は、初日にほぼ使い切り・・。でも、自由行動が少ないツアーだし、そんなに必要だったん?というお話。
それと、「そんなこともあろうかと」と思って持ち込んだものが原因で、手荷物検査で捕まりました!しかも、しょーもないもので・・。言葉が通じつオロオロしつつ、終わったらなんか疲労感が半端なかったというお話。
これら記録帳が待ち構えております。あるじたちの真冬のロシアツアーの三日目の様子をお楽しみくださいまし。
プクタロウ
それでは、次回をお楽しみに!
キノコ隊長
空気の入れ替えにご注意を(笑
三日目の様子を更新しました↓
ロシア観光でツアー旅行、タイトなスケジュールならそんなにルーブル使いません!
「真冬のロシアツアーに出かけました」という記録を残しております。5日間のツアーのうち、今回は3日目の様子になります。今回は、現地通貨もちょっとは必要かと、ルーブルのひとり3,000~5,000円(夫婦で10,000円)を目安に換金して行きました。ただ、スケジュールがタイトで自由行動も同一施設内状態。ほぼカードでの支払いオンリーで通せました。また、サンクトペテルブルクからモスクワに向かう飛行機に乗るために手荷物検査を受けたら、刃物を持っているだろと呼び止められました。引っかかったのは実は中敷きカイロ。なにかどっと疲れました。3回目は、そんなエクスチェンジと空港でのトラブルについて記録を残しています。
途中で登場しロシアのガイドブックはコチラです↓
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