JVCのEX-NW1をみて超小型デスクトップスピーカーを自作したくなったお話

オーディオ

#01 小型デスクトップスピーカーがつくりたくなって

 
先日、指先を負傷しながらもなんとかこの記録帳の更新にこぎつけたキノコ隊長です。
その時の記録帳はコチラ↓
 
絶賛制作中?100均のMDFフレームを重ねてつくる小型スピーカー・・
絶賛制作中?100均のMDFフレームを重ねてつくる小型スピーカー・・
タンスの肥やしが復活。この夏の月刊ステレオの付録スピーカーはどうやら2種類。ひとつは8cmユニット。もうひとつは6cmのユニットとか。前者は、昨年のエンクロージャーに入れても問題なさそう。でも、6cmのパイオニアは・・。予行演習ではありませんが、2013年の付録スキャンスピークの5cmユニットを引っ張り出し製作中です。
 
他にも・・・、
 
自在錐をアマゾンで3回もポチポチしてしまったお話
1000円くらいの安い電動ドライバーでは自在錐は使えません
【安物買いの銭失い】自作のスピーカーの穴あけ用に自在錐をアマゾンで購入しました。しかもポチッとしたのは3回。中国製で軸はブレるし、刃先は内側にそれているしで、穴が歪み・更には円錐状に穴があく始末。安物電動ドライバーは悲鳴をあげ、ショートして停止。自作スピーカーづくりには、とんだ落とし穴が待っておりましたとさ。
 
まぁ、GW以降は、スピーカーづくりに夢中になっておりましたよ。そして、仕上がったスピーカーですがコチラです。
重ねてつくるスピーカー・ハセヒロ風

重ねてつくるスピーカー・ハセヒロ風

 
名づけて、「ハセヒロ風・重ねてつくる小型デスクトップスピーカー」です。狙いどおりに重ねて作られています(笑 ユニットは2013年の月刊ステレオの付録(スキャンスピークの5cm)です。
 
というわけで、今回から4回にわけて、このスピーカーができあがるまでのお話を展開していきます。予定としては、次のような内容で記録帳を更新していきます。
 
#01 小型スピーカーがつくりたくなって・・
#02 障壁は、パッシブラジエーター?
#03 100均MDFを重ねてつくるスピーカー(スキャンスピーク5cm編)
#04 改善点と2017年夏のスピーカーまつりの準備
 
実際の製作過程は、#03にて公開です。みたいのはそこだけの人もおられるかもしれませんが、ぜんぶ読んでもらえると記録帳の更新のし甲斐があるかなぁ・・。まぁ、この夏の月刊ステレオの付録(2017年8月号)には、パイオニアの6cmのユニットもあるようです。夏のスピーカーまつりに少しはお役にたつかもしれませんので、4回ともおつきあいくださいまし。
 

ヨドバシカメラをぶらぶらしながら考えた・・

GW中、カメラのレンズを見にヨドバシカメラへ

広角レンズをお試し

広角レンズをお試し

世の中にはヘタの横好きというものがありまして、キノコ隊長のカメラ熱もそんなところです。で、GWのひとときを、「広角レンズが欲しいなぁ~」なんてぶらぶらとヨドバシカメラを向かったのでした。
 
ちなみにキノコ隊長の愛機は、Olympus Pen E-pl1sの赤だったりします(ちょっと古いですね)。ゴツい一眼レフではなく、M4/3(マイクロフォーサーズ)のマウントを好むあたりに、キノコ隊長っぽさが表れている感じです。と、いいますか、35mmフィルムのカメラで遊んでいた頃の愛機はコチラですから・・・
 
オブジェになってるペンF

オブジェになってるペンF

 
さもありなん・・
 
モックをいじったり、お試しショットをしたりしてひと通り楽しんだあとは、毎度のごとくオーディオコーナーへ。特に、欲しいものがあるわけでもないのに足がむくのは、習慣みたいなものなのでしょう。
  

コンパクトなJVCのEX-NW1に足がとまる

そこでキノコ隊長はというと、小さいこいつの前で足がとまります。
JVC EX-NW1

JVC EX-NW1

 
 JVCのコンパクトコンポーネントシステムEX-NW1なる商品です。
・小さくてめちゃコンパクトやなぁ~
・後ろのこのパーツは、パッシブラジエーターいうのかぁ~
・この小さい箱のなかにウッドチップの吸音材とな
・視聴した音はとにかく、なんかおもしろいなぁ~
 
そして、いつもの病気が・・、「似たかたちにつくれないかなぁ・・」と。
 
商品について詳しく知りたい方は、アマソンなどで確認してみてくださいまし。
 
さて、自宅に工作室など持っているはずもないキノコ隊長です。つくろうと思ったらチープに!手軽に!がモットーです。当然、ある程度は、「100均で揃うもので!」となるわけです。それで、真っ先に思い浮かんだのが100均の100mm×100mm×6mmのMDF板。
 
それでまぁ、わざわざ絵心もないのに簡単な図を描きはじめるしまつです。
 
製作メモ

製作メモ・絵心もないのに(笑

 

チープに、そして、お手軽につくってこそ!

ただ、キノコ隊長もそれなりに思うのです。
「MDFを精密にカッターで切るのって大変なんだよなぁ~」
「MDFを精密にカットするならレーザーカッター?」
「レーザーカッターって安いので5万台か~、てかっどこに置くのよ~」
「台座とスピーカー部分はスペーサーで・・、手間がかかるなぁ・・」
「パッシブラジエーターって・・、なんだ?」
などなど。
 
特に、MDFを精密にカットするのは大変です。小さいがゆえに、微妙な誤差が仕上がりを左右することでしょう。それと加工に手間をあまりかけたくないとい思いもあります。そこで、似たものをつくるのではなく、小型のデスクスピーカーを作ることに方向転換します。
 
ただし、製作意欲の種は、EX-NW1です。どんなに形がかわっても次の3つの要素を外さずに製作することとしましたよ。この商品の要素を反映させるべく、コンセプトを以下にまとめますと・・。
 

【小型スピーカーづくりの種】

(1)高さ13cm以下に抑える(材料により最大15cmまで)
(2)パッシブラジエーターをとりいれる
(3)吸音材をウッドチップなどにする
 
うえの3つの要素を取り入れつつ、100均など身近に手に入るもので、可能な限り手軽な作業で完成させる。まぁ、こんな形で方針が固まってまいりましたよ。そんな涙の結晶がはじめにみてもらった完成した「ハセヒロ風・重ねてつくる小型デスクトップスピーカー」というわけです。
 
  

次回は、「今回の最大の障壁・パッシブラジエーター??」の巻

今回は、工作意欲に火がついたモノローグなお話でしたので、あくびが出るような内容だったかもしれません。ただ、はじめに見てもらった自作スピーカーには、「高さ13cm以下で、パッシブラジエーターと吸音材に木材を使う」という3つの条件をクリアしたものです。で、この3つの条件は、JVCのEX-NW1からくるエッセンスです。あとから「なんでこんなん使ってるん?」という疑問の答えは、この1回目の記録帳にあるという感じでしょうか。
 
さて、次回は、パッシブラジエーターについてのお話になります。
・作例はどこだ?
・小さいのは売ってないの?
・海外からお取り寄せ?
・箱は何で作るんだ!?
と、ハセヒロ風・100均MDFフレームを重ねてつくる小型デスクトップスピーカー(スキャンスピーク5cm編)の製作での最大の障壁について記録していきます。
 
プクタロウ
それでは、お楽しみに~
 
 
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