あるじは見た!
先日、あるじは東京に出張にでかけていた。
(プク談:遠くにお出かけしているときは出張と言っているがはなはだ疑問。)
ことのついでに東京駅にならぶ大丸東京によってきたらしい。
目的は、まえに大丸東京店で買ってきたアロマディフューザー用のオイルの調達。
お気に入りは、ネロリで、シャネルのガーデニアっぽい甘い香りがこのみらしい。
(プク談:おっさんのくせに!)
ここで隊長は気になるものを目にした。
それはリードディフューザーである。
陶器や小瓶に竹串みたいなのが5本くらい刺さっているよくあるあれね。
大丸東京で思案しはじめたこと
気になってしかたがない
ただ、キノコ野郎は、変わったところに着目する。
なんかつぶつぶ(吸水ビーズ??)が入っている・・
このつぶつぶがちょっと他にない感じでおしゃれ!
そして思った。
でも、不思議だなぁ~、吸水ビーズって油分吸わないものじゃろ??
だいぶ前に、リードディフューザーの中身につけた時には全く膨らまなかったし・・
ということは、油系の中身じゃないってことか??
芳香系のもので、油系じゃなければ吸水ビーズは膨らむのかもしない。
ちなみにいつもの隊長なら、手にとり裏のシールを確認するところである。
ただ、この日は次の予定がありそのままスルー。
とりあえず、
「何かのときに吸水ビーズをファブとかに漬けてみよう」
と、こころにとどめ目的地へ向かったらしい。
古くなった消臭ビーズの再利用
「そろろそトイレのつぶつぶなくなったかな?」
さて、出張から戻った隊長。
その週末になり女王キノミから以下の司令をうけた。
「そろそろトイレのつぶつぶなくなったかな?
なくなってたら、ストックから詰め替えといて!」と。
確認してみると、消臭ビーズは小さく白くなりカピカピ寸前になっていた。
当然、つい3日前の大丸東京でのできごとを思いだす。
とりあえず、古い消臭ビーズをラップにあけ保管し、今後のミッションを検討しはじめた。
消臭ビース再利用に向け検討したこと
(1)古い消臭ビーズはちゃんと水道水を吸水し無事に膨らむのかを確認
(2)古い消臭ビーズはファブリーズなどの中身を吸水し膨らむのかを確認
(3)古い消臭ビーズは非オイル系のルームフレグランスの中身を吸うのかを確認
(4)膨らみ具合により今後の活用を再度検討
(5)手軽にそれっぽいものをみつけておくこと
それぞれについて、ちょっとしたお話としては・・
(1)は、とりあえずどこまでふくらむのかの確認。
隊長曰く、「水で膨らむのはわかっているけど、大きさをね、いちおう確認ね」とのこと。
(2)は、水とことなり、不純物を含んでいるときのふくらみ具合を確認。
消臭ビーズの商品にの中には、ファブリーズとかと同じ両性界面活性剤を含んでいるものもある。
ということは、しぼんだらファブリーズに漬ければ同じこと??
まぁ、性能が同じといことはないだろうけと、芳香剤として使えるかも・・
(3)は、エステバンのリードディフューザーの中身が非オイル系なら類似のものが作れるはず。
とすれば、ルームフレグランスとして売られているものに浸せばなんちゃってエステバンがつくれる。
(プクタロウ)エタノールとかアルコール類に何かしらのアロマオイルを垂らしただけでも変わらないものが作れる気もするが・・(プックンは博識ですから!)
(4)は、今回利用する古い消臭ビーズは透明タイプ。
液体に投入したときに同化して見えない可能性がある。
消臭ビーズが、ルームフレグランスやファブリーズなどを吸水するようであれば、色のついた吸水ビーズでも問題がないはず。
目指すところがエステバンならば、カラー吸水ビーズの購入も検討のする必要がある。
(5)は、竹串やそのたぐい、容器となる花瓶などを100均で探す程度のことですけどね。
こうして、なんちゃってエステバンのリードディフューザーへの道がスタートしたのであった。
100%同じは無理です!
目ざすはこんな雰囲気で・・
まぁ、お安く100%同じは無理ですかね。
ちなみに画像の商品は、「マグノリア ローザ コフレラタンブーケ」といいます。
吸水ビーズがリセッシュでふくらんだ!
実験してみよう!
先の5つのミッションのうち、今回の実験および実践のポイントは(1)~(3)。
吸水ビーズは、ふつうの水とそれ以外のものを含んだものでちゃんとふくらむか否かである。
結果から云えば、「ふくらんだ!」である。
下の画像は、その結果。
(左)水道水 (中央)リセッシュ (右)ルームフレグランス
同じくらいの分量のつぶつぶ(吸水ビーズ)をペットボトルに入れて試してみたが、ふくらみ具合がことなる。
それぞれの確認
左の水道水は、はちきれんばかりのプリプリさ加減。
中央のリセッシュは、ちょっと勢いがこぶりなふくらみぐあい。
右のルームフレグランスは、リセッシュよりもつぶつぶしいが水道水ほどのふくらみを感じない。
(ルームフレグランスはちょっと液体の量を多くしてしまったので画像だとわかりづらい)
したがって、つぶつぶ感の比較でいうとこんな感じ。
水道水>ルームフレグランス>リセッシュ
当然、分子の大きさてきなものもあるのでしょうが、水道水がはちきれんばかりのつぶつぶになってます。
また、期待に反してふくらんだのはリセッシュ。
両性界面活性剤や香料、エタノールでできているので、吸水する分子を阻害するものも多いと思っていた。
とりあえず使用済み消臭ビーズに浸し、空き瓶にでも入れて下駄箱行きが決定のもよう。
あくまでも膨らんだだけなので・・
ただし、消臭効果がどこまであって、有効なのかなどは不明・・
あくまでも「できた」「やれた」の範疇なので、有効性を聞かれたら答えられません。
今回はルームフレグランスを、エステバンをおいているおなじフロアのサボンジェムのミストを利用。
さて、今回のミッションですが、なぜ3つの実験をしたのか。
答えは簡単で、ゴールはエステバン風リードディフューザーをつくりたいから。
で、ルームフレグランスをサボンジェム・ミストにして失敗したらもったいない。
なにかしら似たようなものでもちゃんと膨らむのか?で家にあったリセッシュで中間テスト。
いやはや貧乏症である。
サボンジェム・ミストでエステバン風リードディフューザーをつくってみる
サボンジェムって?
隊長が足を運んだ大丸東京には、サボンジェムという石けん屋さんが入っています。
隊長的には、ちょっとしたプレゼントには最適と人にあげたりしています。
ここで売っているルームフレグランスに、サボンジェム・ミストというものがあるのでした。
で、大丸東京つながりで、DIYしたかったんですかね。
サボンジェムの大丸東京店が閉店するようです。
隊長的には、同じフロアの日本香堂に足を運ぶことが多いです。
プレゼント用にたまに購入していたので、残念。
でも、今後は通販で購入でしょうかね。
材料をそろえる
先の実験で、サボンジェム・ミストに吸水ビーズを漬けても膨らむことは判明。
あとは加工だけです。
で、足を運んだのは100均一。
プラスチックのロックグラスとラウンドグラス、巻きすの3点。
つくってみよう
作り方は、いたってかんたん。
(事前準備)
・製作する2~3日前に、サボンジェム・ミストに吸水ビーズを漬ける
・必要なパーツの準備(今回は、100均で3点)
(製作)
①プラスチックのカップの底をラウンドグラスの縁にあっててカットする
②①のプラスチックのカップの底部分の中心部に穴をあける(今回は8mmドリル使用)
③①のプラスチックカップの底部分のカット面をマスキングテープで補強する
④グラスのサイズに合わせてリード部分(巻きす)をカットする
⑤ロックグラスにミストを吸わせた吸水ビーズとミストの原液を投入
⑥フタ代わりの③とラタンスティック代わりの④を⑤にセットして完成
さて、見た目はそれっぽくなります。
問題発生!と改善に向けて
でも、ここで問題点が3つ発生します。
(1)透明な吸水ビーズだとサボンジェム・ミストの色と同化してツブツブ感がでなくなる
(2)ラタン(籐)の棒ではないので吸い上げる感じがしない
(3)芳香の効果がどこまででるのかがまったくわからない
とりあえず、つぶつぶ感は透明以外の吸水ビーズで対応は可能です。
実は、改めて投入したのが、完成の画像です。
ラタンスティックも手っ取り早く無印あたりで替え用のものを購入すればなんとかなりましょう。
問題は芳香で、緩やかに揮発する溶液があれば、混合液をつくることで効果が実感できるようになるかもしれません。
というわけで、隊長としても色々再現したくあれこれ思案をしている模様。
近々、この続きをお伝えできるかと。
それと、これらをまねしてつくってい頂いても構いませんが・・
メーカーさんなどの使用方法などから逸脱してたりしますので、あくまでも自己責任でお願いしますね。
【後日談】
いろいろ試したあと、気になってエステバンの販売店のサイトを見たキノコ隊長。
「容器のなかにガラス玉を入れてご使用ください」との言葉が・・
「吸水ビーズじゃないのかよ~!」(プク談:プッ!)