雑誌付録のスキャンスピーク5cm用に100均MDFを貼り合わせたボックスをつくったよ | プクタロウの記録帳 -puku3.com-

雑誌付録のスキャンスピーク5cm用に100均MDFを貼り合わせたボックスをつくったよ

#03 100均MDFを重ねてつくるスピーカー(スキャンスピーク5cm編)

前々回から全4回にて、「ハセヒロ風・重ねてつくる小型デスクトップスピーカー」の記録帳を公開しているわけですが、今回はその3回目になります。
 
一応、過去の2回を振り返ると・・
 
カメラのレンズを見に行ったはずなのにスピーカーづくりに熱が入ったお話。
#01 小型デスクトップスピーカーがつくりたくなって   先日、指先を負傷しながらもなんとかこの記録帳の更新にこぎつけたキノコ隊長です。 その時の記録帳はコチラ↓   絶賛制作中?100均の...
 
いざ、小型のパッシブラジエーターを入手しようと思ったらドツボにはまったお話。
#02 障壁は、パッシブラジエーター? ゴールデンウィークに、ヨドバシカメラをブラブラしていて、小型デスクトップスピーカーの自作にお熱をあげたキノコ隊長です。     そんなプロローグなお話が...
 
まぁ、こんなところです。お読みでなかった方は、前の2回もあわせてどうぞです。
 
さて、以下の予定でいくと・・
#01 小型スピーカーがつくりたくなって・・
#02 障壁は、パッシブラジエーター?
#03 100均MDFを重ねてつくるスピーカー(スキャンスピーク5cm編)
#04 改善点と2017年夏のスピーカーまつりの準備
 
今回は、#03で準備したもののおさらいと製作の過程をみてもらいましょう。
・スキャンスピークの5cmって何年前の付録ですか!
・準備するのはそんなないんだね・・
・接着剤とか作業工程とか多少は考えてるんだね・・
・一番高いのはサンディングシーラー??
・いやぁ~、雑誌の付録に遊ばれてるねぇ~
 
とまぁ、このような内容の記録帳になっております。4回シリーズのうち、イチバンのメインかもしれませんので、ハセヒロ風・100均MDFフレームを重ねてつくる小型デスクトップスピーカー(スキャンスピーク5cm編)が完成するまでを楽しんでもらえたら幸いです。
 
 
 
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ハセヒロ風・MDFフレームを重ねてつくる小型デスクトップスピーカー(スキャンスピーク5cm編)

自作なので粗さがしは無しで!

自作なので粗さがしは無しで!

 
今回が3回目ということで、つくりはじめるまでのよもやま話にお付き合いいただきましたが、ここからは製作の過程をみてもらいましょう。ちなみに、小型スピーカーユニットを探すお話がこれまでありませんでした。いつものキノコ隊長ならあってもおかしくないですよね。でも、なぜないのか?それは押し入れの奥から引っ張り出してきたから・・

準備編(そろえるものは多くはないです)

各種パーツ

各種パーツ

スピーカーユニット

月刊ステレオ付録(2013年8月号)スキャンスピークの5cm

月刊ステレオ2013年の付録

月刊ステレオ2013年の付録

 
買ったは良いけど眠ったままだったものを引っ張り出しました。これは購入したものにカウントしてよいのだろうか??
 
といいますか、今更感が半端ないネタなんですけど・・
 

パッシブラジエーター

メーカーなど不明

2.2インチ・パッシブラジエーター

2.2インチ・パッシブラジエーター

 
AliExpressにて購入。10日ほどで到着。サイズは2.2インチの口径。バッフル口径は、48mm。購入先の情報が欲しい方は、前回のパッシブラジエーターをめぐるお話にてご確認くださいまし。

エンクロージャー(1)メインボディ

デスプレイ用MDFフレーム(合計6枚)

100均のシルクで購入

100均のシルクで購入

 
100均(シルク)で販売しているディスプレイ用MDFフレーム。アルファベットや英数字、動物などを模ったMDFのコーナーにありましたよ。130mm×100mm×20mmのサイズです。
 
また、フレームの厚さは15mmになります。自作エンクロージャーだと厚さ9mmのMDFを使うことが多いかと思います。その面では、かなり板厚のあるエンクロージャーが仕上がる感じです。
 
このフレームを使ったときの難題は、バッフルの穴あけかなと。
 

エンクロージャー(2)サイドパネル

MDF板(300mm×400mm×6mm)2枚およびベニヤ板(厚さ3mm)

大きめのMDFをあえて購入

大きめのMDFをあえて購入

 
サイドパネル用のMDF板。四隅を使ってカット面を合わせたいのであえて大きいサイズを購入。なお、厚さ3mmのベニヤ板をサンドイッチして、15mmのサイドパネルにして見た目のバランスをとります。
 

吸音材

100均の檜のポプリをお茶パックに詰めた
かつおぶしみたいです

かつおぶしみたいです

 
はじめは、100均に燻製用の桜チップでもあればと思って探してました。ただ、季節的なものか見当たらず・・。園芸のマルチングのチップは大きすぎるので除外。そこで白羽の矢を立てたのが檜のポプリ。抗菌効果で音が良くなります(ホントか?)。
 

その他

ターミナル、ケーブル、インシュレーター、木工用ボンドなど
アマゾンで購入したスパイクインシュレーター

アマゾンで購入したスパイクインシュレーター

絶縁パーツは外して使用

絶縁パーツは外して使用

下地は大事!

下地は大事!

雑多なものを除けば、そろえるものそのものは多くはありません。もしかすると、単体でイチバン高かったのはサンディングシーラーだったかもしれません。しかも、このサンディングシーラーですが、あとで買い足す羽目にあっているので目もあてられません(笑
 
ちなみに、商品画像は毎度のごとくアマゾンのリンクです。商品のスペックや詳細は、そちらから飛んでみてください。
 

組み立ててみよう!(難関はバッフルの穴あけかしらん?)

(手順1)サイドパネルをつくる

まず、MDFの板をフレームサイズ(130mm×100mm)に合わせてカットし8枚用意します。次に、同じサイズにカットしたベニア(厚さ3mm)の板をサンドイッチして木工用ボンドで圧着します。これを合計4枚作成します。これが厚さ15mmサイドパネルになります。
 
はみ出たボンドは濡れ雑巾で拭き取る

はみ出たボンドは濡れ雑巾で拭き取る

 
カットする際のポイントとしては、大きめに用意したMDFの板の四隅を使いカット面をそろえるということです。自分では、正確に線をひいてカッターでカットしたつもりでも若干のズレが生じるものです。そこで四隅のカット面どうしを合わせてフラットにし、自分のカット面どうしは改めてブロックサンダーなどでキレイに整えます。
 

(手順2)メインボディをつくる

MDFのフレームを3つを面をそろえて圧着して、メインボディを2組つくります。このフレームですが、100%精密に同じとはいい難いです。そこで、正面と上面がフラットになるように面合わせして圧着させます。背面と底面は、あとでサイドパネルとあわせてブロックサンダーで削り落としつつ面を整えていきます。
 
ボンドは薄めに

ボンドは薄めに

 
今回、メインボディは、木工用ボンドを使わず100均のエポキシ2液混合強力接着剤を利用しています。理由は、バッフルの穴をあけるときに木工用ボンドでは粘度がありそうでうまく削れないような気がしたからです。その面では、タイボンドを使うという手もあるのでしょうが、ホームセンターとか行くのも面倒なので・・。そこで、エポキシだと木工用ボンドより硬化するイメージがあっての選択です。
 
なお、エポキシ2液混合接着剤は、ABの液を合わせてから錬り、2~3分ほど経過して使うとちょっと幸せかもしれません。若干固めになってから塗ったほうが、圧着したときに液垂れっぽい感じが減るというのが作業しての印象です。
 

(手順3)メインボディとサイドパネルを片側だけ圧着する

(手順1,2)のサイドパネルとメインボディを接着します。ただし、ここでは片側だけを接着します。ホントは、メインボディの圧着が完了したら、バッフルの穴をあけたいところです。ただし、この段階でのメインボディは幅60mm。たいして、スキャンスピークの5cmユニットのバッフル口径は52mmです。両サイドののこりの幅はそれぞれ4mm程度しかありません。バッフルの穴をあけようとして、メインボディを破損しては元も子もありません。
 
 
両端が薄かったのでサイドパネルあり

両端が薄かったのでサイドパネルあり

 
また、作業台なども持ち合わせていませんので、バッフルの穴をあけるときに板を渡して固定しないと作業が難しくなります。そのようなワケで、バリ予防と作業の環境と対策で固定の板を渡します。そして片側サイドパネルは、破損防止の補強用といったところです。いったん中途半端な製作過程ではありますが、安全対策みたいなものですかね。
 

(手順4)自在錐とドリルで各種の穴をあける

ここでは、正面に52mm(スキャンスピークの5cmユニット用)、背面に48mm(パッシブラジエーター用)とターミナル用の穴(10mm程度)をあけます。
 
穴ありと穴なし

穴ありと穴なし

 
それなりにキレイにあけられるようになってきてますが、15mmの厚さに穴を開けるのには若干時間がかかります。いっぺんに力を入れすぎたりすると割れたりするので、表面を削るようにして彫りすすめていきます。そのためひとつの穴をあけるのに3~4分くらいかかっているかもしれません。
 
地道な作業で、「ご安全に~!!」
 
なお、自在錐についてのよもやま話は、コチラにも・・
【安物買いの銭失い】スピーカーの穴あけ用に自在錐をアマゾンで3回ポチッたお話 GWあたりから、夏のスピーカーまつりに向けて気合十分のキノコ隊長です。 スピーカーを自作と云っても、これまではキットを...
 

(手順5)残ったサイドパネルを圧着し、乾いたらブロックサンダーで滑らかにする

残ったサイドパネルを圧着して乾燥させます。ひと晩も寝かせれば問題ないとは思います。ここで、はみでたボンドなどを削りおとしてブロックサンダーや紙やすりで滑らかにしていきます。
 
背面と底面は重点的に!

背面と底面は重点的に!

 
キノコ隊長が使っているのは、ダイソーのブロックサンダー46番、180番とスポンジサンダーの240番。サイドパネルのカット面と背面と底面を中心にブロックサンダーの46番で荒削りをしていきます。180番と240番で面取りをするイメージでしょうか。
 
塗装しないのであれば、更に600番、1000番くらいまで目を細かくして滑らかにするとすべすべにしあがりますが・・。それはここでお伝えするまでもないお話ですかね。
 
塗装をしなければ、ここから配線などをほどこし完成へ。
 

(手順6)サンディングシーラーで塗面づくりと塗装

MDFは塗料をよく吸いこみ、ムラになりやすいというのは月刊ステレオのスピーカーキットをつくったりで流石にキノコ隊長も知っています。しかし、このMDFのフレームはサンディングシーラーを想像以上に吸います。ガンガン吸うのでおどろきです。
 
ベランダに即席塗装スペース

ベランダに即席塗装スペース

 
考えてみれば、通常は表にならないカット面を前面にするわけですから、それはもうサンディングシーラーをどんどん吸いこみますよね・・。実は、300mlのスプレータイプを用意したのですが、一本使いきりましたよ。しかも、まだ吸いそうです。
 
正直、もう一本使わないとちゃんとした塗面は作れそうにありません(笑
 
クリアを吹くとかより、サンディングシーラーのみで仕上げるのがベターぽいです。
 
クオリティの高い仕上げを目ざすなら、このスピーカーエンクロージャーでは、ここがイチバンお金がかかるかもしれません。
プクタロウ
キノコ隊長は最後までキレイに仕上げるのを放棄しました!
 

(手順7)吸音材を投入する

よくあるパターンでは、キルト芯や水槽のフィルターを入れたりなのでしょう。ただ、今回はウッドチップまたはそれに類するものを使うことがコンセプトのなかにあります。そこで手配したのは、檜のポプリです。まぁ、100均で燻製用のスモークチップがあればよかったのですが、ありませんでしたので・・。
 
かつお節?

かつお節?

 
檜のかつお節みたいな感じですかね。これを不織布袋のかわりのお茶パックに詰めて、エンクロージャー内におさめていきます。ちなみに、今回の箱とユニットの組み合わせでは、あまり空間をつくらず、目一杯くらいの方が聴きやすい音になるように感じてます。
 
あらかじめおき方も試してみた

あらかじめおき方も試してみた

(手順8)配線関係をセッティングする

今回取り付けるスキャンスピークの5cmのユニットですが、端子の位置がほかのものとはちょっと異なるります。そして、ボックスの厚さ15mmに阻まれ、接続用に端子が使いにくい状況にあります。そこで、半田くんでユニットとケーブルを直接接合することにします。
 
芋付ハンダ・・

芋付ハンダ・・

 
しばらくぶりの半田くん登場で、半田ごてはかなり錆びついてましたが・・。無事に接続完了。

(手順9)それぞれ取り付けをして完成へ

スピーカー端子、パッシブラジエーター、スピーカーユニットの順に取り付けをしてスピーカーそのものは完成です。それだけでは寂しいので、今回はスパイクインシュレーターを取り付けます。そこで鬼目ナット用の穴をあけて、レンチでねじ込みます。そして、最後にインシュレーターを固定して完成です。
 
思ったようにはしあがりました

思ったようにはしあがりました

 
まぁまぁ、それっぽくできましたね。うえの写真は、DigiFiのNo.15-17の付録(D/DC、D/AC、ampfer)と組み合わせて撮ってみました。当然、音を鳴らすときはこの組み合わせではありません・・。
 
しかし、雑誌の付録に踊らされていることがよくわかりますね(笑
 

次回は、「2017年夏のスピーカーまつりに向け始動!」の巻

 今回は、MDFフレームを重ねてつくる小型デスクトップスピーカーの準備するものと製作のようすをみてもらいました。
 
仕上がったものについて補足すると。
【サイズ】
(高さ)100mm(スパイクインシュレーターを除く)
(横幅)90mm
(奥行)130mm(端子を除く)
 
 【使用ユニット】
(正面)スキャンスピーク・5cm(月刊ステレオ付録)
(背面)パッシブラジエーター・2.2インチ(ノーブランド?)
 
【塗装】
(塗料)サンディングシーラー・スプレータイプ(サンペイント)仕上げ
 
【ターミナル他】
(ボディ)100均MDF
(吸音材)ひのきのポプリ・100均にて購入+お茶パック
(端子)スピーカーターミナル・NFJにて購入
(ケーブル)WEのヴィンテージケーブル・NFJにて購入
 
こんな塩梅でつくられております。
 
 
比較用にワンカップ

比較用にワンカップ

 
よくタバコで比較している人がおりますが、キノコ隊長は吸いませんので・・。呑兵衛の本領発揮です。
 
【今回のコンセプト・JVCのEX-NW1の種】
(1)高さ13cm以下にする
(2)パッシブラジエーターをとりいれる
(3)吸音材にウッドチップなどをつかう
この3つの条件を満たしてますし、手軽に気楽にチープにというキノコ隊長らしさも発揮しているのではないでしょうか。
 
さて、次回は、このシリーズの最後です。「ハセヒロ風・100均MDFフレームを重ねてつくる小型デスクトップスピーカーづくり」での反省点と改善策、2017年夏のスピーカーまつりに向けた準備についてです。
・肝心要の音はどうなんだ??
・サンディングシーラーがまだ足りない!?
・鬼目ナットがどうした!
・パイオニアの6cmは重ねてつくるキューブボックス?
 
内容はこんな感じで構成されてます。といいますか、調子にのってまだつくる気なんですか~?
 
 
プクタロウ
それでは次回もお楽しみに~
 
追伸.オントモ・ヴィレッジ(音友社の通販サイト)で5cmユニットはまだ買えるみたいですよ。
 
 
今回、登場した商品の詳細はコチラで↓
 
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