さて、ベランダーな生活をしているキノコ隊長。
食べたら植えろ!(ことのはじまり編)
現在の育成状況は、(1)巨峰、(2)はっさく、(3)レモン、(4)柿、
(5)金星(リンゴ)か二十一世紀(ナシ)、(6)かぼす、(7)アボカド などがベランダ栽培されている。
いただきもののくだものやスーパーで買ったものである。かぼすにいたっては、隊長が営業マン時代に食べた丸亀製麺のおろしかぼすうどんのタネである。
この春(2016年)にはひとつ苦々しい思いをしている。
それがアボカドである。
アボカドふたたび
無事に越冬していたと思いましたが・・
昨年(2015年)の夏ですが、隊長はアボカドの実生に着手していたのでした。
育てるには適切とされる時期(アボカドは初夏まで)より遅かったものの、思い立ったように実行。
無事に発芽・発根し、銀杏で街があふれるころには50cmくらいまで成長していました。
葉も大きくなってきたことだしと、水耕栽培から鉢植えに変更し育てていたのです。
途中、
・病気かな?
・葉ダニに襲われたか?
と、思しき症状に見舞われたものの、無事に越冬。
気温が安定しはじめてから、屋内からベランダへとポジションチェンジしたのでした。
「なんてこった・・」、アボカドの実生に失敗!
因みに、アボカトは15℃以上の気温で育てることが生育の条件です。
まぁ、温かい地域の植物なので、当然といえば当然です。
話はもどって、こちらの写真をご覧くださいまし。
ベランダに出して、およそ1ヶ月で見るも無残なこの姿・・
摘芯して、脇芽から80cmくらいの高さまで育っていたのに・・
ただただ、残念である・・
これまでも栗やらなにやら枯らしたいるキノコ隊長。
でも、外に出して1ヶ月程度のことにちょっとショックだったらしい。
そもそも何がおきたのか?
古い土を使いまわしている結果として・・
キノコ隊長曰く、今回の原因は、その症状から炭そ病とのこと。
プクタロウ
いや、いつもの放置プレイじゃね?
自らの治癒力が足りなかったか!とショックを受けている割には、反省が足りない。
当初は、葉ダニを警戒し、葉水を施すなどの対策はしていたらしい。
ただ、ムシらしい赤っぽい存在が見当たらないのに、葉に茶色の斑点などがでたことから炭そ病を疑っています。
プクタロウ
因みに、葉ダニは、ダニと書いているけどクモの仲間なんだよ!
(プク談:だから、葉ダニにやられると細いクモの糸が見えたりするんだよ~。
プクタロウは、博識ですから!)
炭そ病は、その原因をカビとされていて、隊長が古い土を使いまわしている以上ついてまわる植物の病気なのでした。
痩せた土で、細菌・カビ対策なし、追肥もなしで育てればそれは病気の温床でしょう・・
ホントは、土を消毒(夏に土を太陽光で熱したりする)をするなどの作業が必要なのでしょう。
でも、「あまり手をかけない」をモットー(実生(はじまり編)参照 )にしている隊長です。
そんな手間をかけるわけがない・・
アボカドの実生(2016年版 )のスタート
アボカドを実生で育ていくための準備
2015年のアボカドは、スタートさせる時期がもともと遅かったとお伝えしました。
2016年のアボカドは、6月に準備。
取り出したタネに3本のつま楊枝を刺し、水をはったそば猪口で1ヶ月ほどおいておきました。
まもなく8月というころになり、芽がでてきて一安心。
前年とことなり、ななかか長くならず生育が遅い状況となっておりました。
アボカドを育成していくには・・
今回のアボカドは、近所のスーパーで購入したメキシコ産ですが、当然輸入物です。
アボカドは、適温15℃以上での環境を好む植物ですから、
・船便の船中
・長距離トラックの中
・スーパーの店頭
・熟れごろのコントロール
などで冷やされたりすると発芽するのに時間がかかったりするもよう。
(プク談:プッくんは博識ですから!)
したがって、アボカドの実生にチャレンジしたいとき、スタート時にはちょっとした根気が必要になるかもしれません。
1~2週間で発芽しないからとあきらめたら、せっかくのタネがかわいそうです。
これは、アボカドの実生をやりたいと思った時の注意になるのかもしれません。
アボカドの実生を開始して1ヶ月半が経過
発芽からおよそ1ヶ月半で、やっと丈が50cmくらいまで育ちました。
前年はここで、鉢植えに移行。
葉も大きくなり、隊長は喜んで愛でていたのですが・・
結果は、先にお伝えしたとおりです。
ということで、2016年版は育成方針を変更。
水耕栽培でこの冬を越し、春先に鉢植えに移行させることにしたようです。
ただ、大きくなってきても、
・水の吸い上げも結構強いのでそば猪口だと水やりが大変
・そば猪口だと根がはりにくい
・つま楊枝が刺さったままだとちょっとかわいそう
などなど、いろいろと考えるところがでてきてます。
女王から司令がくだされた!
そこでキノミ女王からキノコ隊長に司令がくだされた。
女王「ヒヤシンス用のポットで育てなさい!」
隊長「さー、いえっさー!」
かくして隊長は、ヒヤシンスの水耕栽培用ポットを探しはじめたのでした。
今回、選んだのは、球根の水耕栽培用ガラスポット。
牛乳瓶と日本酒のとっくりみたいな形状のものを選択。
これなら根が張っても、その根のはり具合も楽しめそう。
また、吸水ビーズ をHB-101水に漬け、つぶつぶをガラスポットに投入することにしました。
根が張れば、背丈が伸びても安定化するものと考えられますし、HB-101効果も現われるかも・・
これからの実践方針
これまでが放置のし過ぎでは・・
かれこれ数年にわたり植物を育てているキノコ隊長であるが、ここに来て若干の方向転換を試みるもよう。
少しは、薬剤に頼ってみよう・・という気になっているらしい。
最近になり、土壌改良材としても利用されているHB-101を普段の水やりにも使い始めています。
また、これは柑橘類に発生しているものであるが、カイガラムシの駆除にものりだしています。
(プク談:今年がはじめてってどういうこと?今まで無視していたの??)
そんなわけで2016年版アボカドをスタートさせるにあたり、
・炭そ病だったらダニコール
・カビ系の病気ならトリフミン
・うどんこ病ならカリグリーン
・上記の薬剤の補助剤としてダイン
これらを購入するために、情報だけは調べている。
(プク談:すでに、巨峰などはうどんこ病に苦しんでいるけど・・
カリグリーンとダインはポチっとしなくていいのか?)
さてさて、来年、鉢植えにしてからの対策はいろいろできるとして・・
果たしてアボカドさんは、この冬を水耕栽培で無事にのりきることができるのでしょうか?
思いついたときに、この記録を更新していきますです。